室内でのラジオ受信
目次 >
ラジオ視聴対策
- AMの電波はRC・SRC造の建物の室内にはほとんど届きません。
AMラジオの性能は受信する内蔵バーアンテナの大きさに依存しますので小型はやはり不利ですね。
- 対策って・・・どんな対策が考えられるんですかね?
- 売主の問題というより、電波局や放送局に受信障害があると相談するべき。
- 同軸ケーブルからラジオの入力を取ったらどうですか?
FM放送などは、アナログテレビの低い周波数チャンネルの周波数に近いから入ると思いますが。
- マンション用のAMラジオの共同受信アンテナってありますよ。
ただ既存の施設改修が必要です。
- AM放送の受信設備を作るのは、あまりメリットがありませんね。
周波数帯が低い(590〜1700KHz)ので、アンテナが大きいものが必要になります。 鉄筋の外に出れば容易に受信できます。
- BCIなどの受信障害の可能性もありますが、ラジオはアンテナしだいで入ると思う。遠距離局を受信しようとすると、電離層、天候に左右されます。
- AMは波長が長いといというので、受信しずらいのかな?ウチのラジオもたしかにAMはFMよりも入りずらい。
- 振幅変調だということ、受信機の選択度が低いと、
他の電波と混信して受信しずらくなります。 電波自体は、建物の影まで周り込んでこられるから、方位とかはあまり関係ありません。 むしろ、周り込んでくるから、混信が起き易いんです。
FM放送は周波数帯が70MHzから90MHzの周波数変調。 直進性が強い電波です。 アナログテレビも100MHz弱から200MHz強までなので、似た性格の電波です。
- TV・エアコン他、他電気製品から発生するノイズも大敵ですので、
受信時は周囲にある電気製品の電源を落とすか、可能な限り離れ窓際に移動することです。 その上で、ラジオ(バーアンテナ)の向きを変えてみる。
- 今は、テレビのアンテナ差込み口にFMアンテナも共用で接続できるマンションが多いですよ。
アンテナ設置
- 電灯線アンテナっていうのはマンションじゃ無効なのかな?
- 水道管で昔は接地を付けていましたが、これは最新マンションでは無効。
鉛管が塩化ビニル管に変わってしまいましたから。 (「接地をとる」という言い方は、外すのか付けるのかを間違うため、使いません。)
電灯線アンテナは、有効。 対地電圧が高くならないように 100V線の片側は必ず接地を付けています。 しかし、ハムノイズが大きくて、 雑音が多くなるようなケースも多いです。
- FM放送やアナログテレビは、
八木博士が考案したアンテナを、皆さん立てて受信していますよね。 短い素子を放送局の方に向けて、長い素子は反射させるためのものです。 八木アンテナは、指向性が強いアンテナです。
AMラジオは頂部負荷型アンテナを立てて受信します。 指向性は関係ありません。
- FMに限って言えばTVのアンテナが代用できると思います。
うちはコンポに内蔵のチューナーですがTVアンテナの同軸ケーブルを分岐して繋ぎ 快適に聞けてますヨ。
- 室外アンテナでも、室内に線をいれるときはどうされているのでしょう?
- エアコンの配管通し口や通気口を通せばいいと思います。
その前に携帯ラジオを持ってバルコニーに出て、受信状況が室内よりも良くなるか確認してみてください。 バルコニー受信で改善されれば屋外アンテナは効果有りです。
ラジオ視聴の工夫
- 南に面しているのでリビングなら聴けますが、北側の自室だと全く入りません。そこでラジオを二台用意します。一台はAM用、もう一台はFM用です。
リビングにAM受信機を置いて、受信します これにFMもトランスミッターを 付けてFM送信します 自室が10Mくらい離れていますがFMでなんとか受かります。