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売渡証書(うりわたししょうしょ)
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2018年8月29日 (水) 18:19時点におけるKurikuri (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「Category:マンション・不動産用語集 Category:不動産の売買 Category:マンション購入・住宅ローン・住戸選び '''売渡証書(...」)
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売渡証書(うりわたししょうしょ)とは、不動産の売買契約の内容を簡潔に要約した書面のことです。
- 売渡証書は、売主または買主からの依頼により、登記手続きを担当する司法書士が不動産売買契約書をもとにして作成するのが一般的です。売渡証書の記載内容は「売主の住所氏名」「買主の住所氏名」「売買される不動産の概要」です。この売渡証書は「所有権移転登記の原因を証する書面」として、所有権移転登記を申請する際に、登記所に提出されます。
- 不動産売買契約書では、所有権移転登記の申請はできないケースがほとんどです。不動産売買契約書には一般的に、所有権の移転日が記載されていないからです。不動産の売買契約は通常、売買代金の全額完済時に所有権が移転する、との条項が入ります。つまり、売買契約の成立日には、所有権の移転日が確定していないのです。そのため完済日に改めて売渡証書を作成し、売主買主双方が署名します。これを登記所に提出し、所有権移転の登記を申請する必要があるのです。